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 中古不動産の流通サービスを手掛けるベンチャー企業のGA technologiesは2019年6月6日、通勤や通学に便利な居住エリアの物件をAI(人工知能)が提案するシステム「BEST BASHO(ベスト場所)」を開発したと発表した。同システムを体験できるショールーム「RENOSY STAND SHIBUYA(渋谷)」も6月7日から渋谷にオープンする。

RENOSY STAND SHIBUYAの外観
RENOSY STAND SHIBUYAの外観
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 BEST BASHOは、利用者の家族が通う会社や学校の最寄り駅への移動時間などを基に、各駅へ行きやすく利便性が高いと考えられるエリアを色分けしてマップ上に表示する。予算や築年数、占有面積などの条件を指定して利用者の希望に沿った物件を検索できる。

 特徴は「複数の駅へ移動する場合の総合的な利便性を考慮して最適なエリアを提案できる点」(稲本浩久AIストラテジーセンター副室長)だ。点と点のつながり方に注目する「グラフ理論」とAIによる計算を組み合わせることで最適経路の高速な検索を可能にしたという。今後はバス停の位置や空き巣の被害件数などの情報も追加して、利用者の多様なニーズに応える予定だ。

BEST BASHOを使った物件検索のデモ画面、青色が濃いほど各駅への利便性が高い
BEST BASHOを使った物件検索のデモ画面、青色が濃いほど各駅への利便性が高い
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 RENOSY STAND SHIBUYAではBEST BASHOを使った物件探しを体験できるほか、居住空間を立体的に活用した新しい間取りの考え方などを展示している。GA technologiesの川崎総一郎執行役員は「共働きの増加やテレワークの普及などで暮らしと仕事の在り方は変わってきている。アナログ色の強い不動産業界だが、テクノロジーで時代に合った形を提案していく」と話した。

RENOSY STAND SHIBUYAで展示しているリノベーションの例。両親の部屋(左)のベッドの上の空間を子供部屋(右)のベッドに活用していた
RENOSY STAND SHIBUYAで展示しているリノベーションの例。両親の部屋(左)のベッドの上の空間を子供部屋(右)のベッドに活用していた
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