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 米Diodes(ダイオーズ)社は、GTL(Gunner Transceiver Logic)/GTL+とLVTTL/TTLの間のレベル変換に向けた2ビットの双方向トランスレーターIC「PI4GTL2002」を発売した(ニュースリリース)。GTL/GTL+レベルは、低電圧の論理(ロジック)レベルで、高性能なマイクロプロセッサーなどで使われている。対応する論理レベルの電圧範囲は+0.8〜5.0Vで、「Direction端子(伝送方向設定端子)」の使用は不要である。GTL/GTL+レベルとLVTTL/TTLの間のレベル変換のほか、0.8Vや1.0V、1.2Vといった低電圧のI2Cバスを、3.3Vや5.0Vの一般的なI2Cバスに変換する用途などにも適用できる。具体的な応用先として、サーバーやデータセンター機器、通信/ネットワーク機器などを挙げている。

GTL/GTL+とLVTTL/TTLの間でレベル変換する双方向トランスレーターIC。Diodesのイメージ
GTL/GTL+とLVTTL/TTLの間でレベル変換する双方向トランスレーターIC。Diodesのイメージ
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 2個のNMOSトランジスタをパストランジスタとして搭載した。最大出力電流(パススイッチ電流)は64mA。オン抵抗は、基準バイアス電圧(VGREF)が4.5Vで、出力電流が64mAのときに3.5Ω(標準値)と低い。このため伝送信号の歪みを最小限に抑えられるという。伝搬遅延時間は、負荷容量の大きさによって異なるが、1.5ns以下を保証する。従って、I2Cバスの「Standard Mode」と「Fast Mode」に対応できる。

 活線挿抜に対応する。静電気放電(ESD)耐圧は、人体帯電モデル(HBM)で±4kVを確保した。パッケージは、8端子UQFN1.6×1.6や8端子MSOP、8端子SOPを用意した。動作温度範囲は−40〜+85℃。価格は明らかにしていない。