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 中国の華為技術(ファーウェイ)の2019年1~6月期連結決算は、売上高が4013億人民元(約6兆3000億円)で、前年同期比23.2%の増収となった。前年同期の増収率は約15%だった。スマートフォンなどのコンシューマー事業を中心に売り上げを伸ばしている。

ファーウェイ会長の梁華氏(同社の会見中継動画をキャプチャー)
ファーウェイ会長の梁華氏(同社の会見中継動画をキャプチャー)
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 ただし、ファーウェイが米商務省の禁輸対象リスト(エンティティーリスト)に追加された2019年5月以降は、成長のスピードが落ちているようだ。「(エンティティ―リストへの追加は)短期的には成長のペースに影響を与える恐れがある」(同社会長の梁華氏)。

 実際、2019年1~6月期の純利益率は8.7%と、前年同期の約14%から大きく落ち込んだ。事業規模は拡大しているが、足元では一時的にコストがかさんでいる状況がうかがえる。

 成長著しいのはコンシューマー事業だ。同事業の2019年1~6月期の売上高は2208億人民元(約3兆4700億円)で、全体の55.0%を占める。スマホの販売台数が前年同期比24%増と好調なほか、タブレット端末の販売台数が同10%増、PCの販売台数が前年同期の約3倍と業績に貢献した。ファーウェイのコンシューマー事業の売上高比率は2018年末に48.4%となり、基地局などのキャリア事業を初めて上回っていた。