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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は2019年8月1日、バーコード決済「7pay」のサービス廃止を発表した。記者会見にはセブン&アイHDの後藤克弘副社長らが登壇し、廃止の理由や今後のデジタル戦略について説明した。主な質疑応答は以下の通り。

7payのサービス廃止について説明するセブン&アイ・ホールディングスの後藤克弘副社長(左から2人目)
7payのサービス廃止について説明するセブン&アイ・ホールディングスの後藤克弘副社長(左から2人目)
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なぜ1カ月という短期間で7payのサービスを廃止するのか。

 認証そのものに脆弱性があり、セキュリティーを抜本的に見直すのは時間がかかってしまうのが理由。7payを安心して使えるのかという点でお客様が心配になってしまっており、信頼性の面でも廃止やむなしという判断に至った。

セブン&アイHDやセブン・ペイの責任者、トップが記者会見に出てきてないのはなぜか。

 トップが出ていないのではなく、私(後藤副社長)がセブン&アイHDの代表取締役であり、デジタルや金融を管掌しているので登壇している。セブン・ペイの社長が出ていないのは、廃止については今朝、セブン&アイHDの取締役会で決め、記者会見もHDが開くと判断した。その取締役会で誰が質問に答えるべきか相談し、セブン・ペイの奥田(裕康取締役)となった。

問題に対する経営責任はどう取るのか。

 経営責任は意識しているが、原因の追求と再発防止が責任の取り方だと考えている。中長期でデジタル化が進展する中で、セキュリティーは経営と切っても切れなくなる。グループのセキュリティーを強化するのが経営の責任の取り方になる。