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 これに対して、取締役会議長の木村康氏は同日の会見で、「西川氏からの辞任の意向を受けて全会一致で、けじめを付けるのであればできるだけ早い方がよいと決めた」と述べた。

 後任のCEOについて指名委員会委員長の豊田正和氏は9月9日の会見で、「社内外の100人の候補者を現在、10人程度にまで絞り込んだ。世界の自動車産業に精通し、日仏3社連合を深く理解している人が、次のCEOにふさわしい」と述べた(図2)。

豊田正和氏
図2 指名委員会委員長の豊田正和氏
(撮影:日経Automotive)
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 なお、一連の不正行為に関与したゴーン氏と元代表取締役のグレッグ・ケリー氏について西川氏は、「2人は現在の日産の状態を作り出した。社員や顧客などの関係者に多大な迷惑をかけたのが最大の罪だ。悔いてもらいたいが、これまでに彼らから謝罪の言葉を聞いたことがない」と述べた。