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日本リージョンへのデータ保管は2020年に提供へ

 Slackの最新機能については、スラック 最高製品責任者のタマル・イェホシュア氏が登壇(写真3)。Slackユーザーは全世界150カ国に所在しており、50万人の開発者がSlackのプラットフォームに向けてアプリを作っているとの数字を挙げた。

写真3●スラック 最高製品責任者のタマル・イェホシュア氏
写真3●スラック 最高製品責任者のタマル・イェホシュア氏
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 人材採用などセンシティブな情報は「プライベートチャンネル」、新機能の開発など誰もがフォローする情報は「パブリックチャンネル」を活用する例を挙げた。こうしたチャンネルを設けることでチームとして団結する効果も得られるという。

 大企業向けには金融や医療などの高いセキュリティーを求める業界にも対応しており、大企業向けの管理ツールや外部ツールと連携するAPIも提供しているという。

 Slackのデータを保存する地理的な場所をコントロールできる「data residency for Slack」については、米国外のリージョンとして初めてドイツに拠点を設けたことを紹介した。日本では2020年第1四半期に提供するという。

 複数の企業間で利用できる「共有チャンネル」機能は、すべての有料プランのユーザーに向けてリリースすると発表した。国内の活用事例としてはメルカリの例を挙げ、「メルカリは米ファストリー(Fastly)のインフラを利用しており、Slackの共有チャンネルを用いて問い合わせに素早く回答を得られている」(イェホシュア氏)と紹介した。

今後は「ワークフロー」の定義やEメール連携も

 今後提供予定の新機能「ワークフロービルダー」については、Slack Japan シニアソリューションエンジニアの水越将巳氏がデモを実演した(写真4)。

写真4●シニアソリューションエンジニアの水越将巳氏
写真4●シニアソリューションエンジニアの水越将巳氏
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 ワークフロービルダーでは、定型業務のワークフローをコーディングなしでSlack内に実装できるという(写真5)。「来客申請」の例では、まず入力フォームが表示され、記入した内容は指定したチャンネルにメッセージとして投稿され、特定の人に通知が飛ぶことを示した。2019年10月の一般提供を目指しているという。

写真5●ワークフロービルダーの画面
写真5●ワークフロービルダーの画面
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 Eメール連携の新機能では、Outlookで受信したEメールのSlackへの投稿や、Slackしか使っていない人とEメールしか使っていない人が双方向にやりとりすることが可能になるという。デモでは、Slackから送られてきたEメールに返信するだけで、返信として書き込んだ文言がSlackに投稿され、連携できることを示した。

写真6●Eメールだけを使う人とSlackでコミュニケーションズ
写真6●Eメールだけを使う人とSlackでコミュニケーションズ
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