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 ワークスアプリケーションズは2019年9月30日、同日付で井上直樹氏が代表取締役最高経営責任者(CEO)に、秦修氏が代表取締役最高執行責任者(COO)にそれぞれ就任する人事を発表した。創業者である牧野正幸氏は代表取締役最高経営責任者を退任し、取締役になった。

ワークスアプリケーションズが発表した2019年9月30日付人事
ワークスアプリケーションズが発表した2019年9月30日付人事
(出所:ワークスアプリケーションズ)
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 牧野氏は10月8日付で取締役も退任する予定だ。同社広報によると、退任後に役職就任の予定はなく、同社を離れるという。

 同社の発表資料によれば、「安定的に業務を提供しつつ早期の収益性向上を図り、その上で継続的な成長を確保することで企業価値向上を目指すという課題に、当社として新たな経営体制で臨む」という。同社は新製品への開発投資で財務基盤が揺らいだことから、8月1日付で人事パッケージソフト「COMPANY」などを含む「HR事業」を分割。同事業を米ベインキャピタルに売却して資金を調達し、財務基盤を強化していた。