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 三菱UFJ銀行は2019年10月25日、台湾の法人向けインターネットバンキングの認証システムに外部からの不正アクセスがあり、法人顧客の口座番号や取引先情報など合計1305件の情報が漏洩したと発表した。認証システムの通信暗号化装置の脆弱性が原因といい、すでにバージョンアップにより対処したという。10月28日の午前11時の時点で漏洩による2次被害は確認されていない。

 不正アクセスは9月25日から10月3日までにあった。情報漏洩した法人の数は台湾を拠点とする13社で、うち12社が日系企業。口座番号などのほか、取引明細に含まれる従業員や取引先の情報も漏洩したという。

 台湾以外に拠点を置く顧客への影響はない。IDやパスワードなどは漏洩していないため、流出した情報で不正送金などはできないという。

 三菱UFJ銀行広報は「お客様ならびに関係者のみなさまには多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心よりおわび申し上げます。今回の事態を重く受け止め、システムと情報管理の強化、徹底を行い再発防止に一層努めて参ります」とした。