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 韓国の現代自動車(Hyundai Motor)は2019年10月25日、カリフォルニア州アーバインで自動運転ライドシェアリングサービス「BotRide」の試験運用を11月4日から開始すると発表した。車両は、自動運転機能付き電動SUV「KONA Electric」を使う。

実験に使われるEV、「KONA Electric」
実験に使われるEV、「KONA Electric」
(写真:Hyundai Motor)
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 同社は中国の小馬智行(Pony.ai)と協力して自動運転システムを構築し、米国のライドシェアサービス大手であるビア(Via)と連携してBotRideのシェアリング技術とアプリケーションを構築した。KONA Electricは、Pony.aiのセンサー類などのハードウエアおよび独自のソフトウエアを搭載し、歩行者や周囲の車両の正確な位置を特定しつつ行動を予測しながら自動運転をする。

 利用者はスマートフォンのBotRideアプリで車両を呼び出し、出発地と目的地を登録すると、Viaの開発したアルゴリズムで同じルート上の他の利用者とマッチングし、ライドシェアできるようになる。BotRideのサービスエリアは、いくつかの住宅地や商業施設など人気のある目的地をカバーするように設定した。このサービスを利用できるのは、アーバインに住む大学生を含めた数百人に限定される。

 この試験は、自動運転機能に加えて完全無人運転に備えてユーザーエクスペリエンスを検証することを目的とし、新しいモビリティービジネスを展開し商業化を進めるための重要なステップになるとしている。また、搭乗者の自動確認など、利用者が新しいインターフェース技術に慣れる機会になるとする。