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主要アプリでの個人情報管理を解説

 刷新したプライバシーのWebページでは、ブラウザー「Safari」、地図アプリ「Maps」、写真アプリ「Photos」、メッセージ交換アプリ「Messages」、音声アシスタント「Siri」、ニュースアプリ「Apple News」、決済サービス「Apple Pay」、同サービスやチケット管理などを行うアプリ「Wallet」など、主要なサービスやアプリのそれぞれで、どのように個人情報を保護しているかを説明している。

 例えばSafariでは、機器内で機械学習を実施し、追跡型広告をブロックする「インテリジェント・トラッキング防止機能」を備える。ユーザー端末を識別する「フィンガープリント」の作成を防止する機能もあるとする(関連記事)。

 Mapsであれば、ユーザーの目的地の情報をアップル側に知らせずに道案内するという。そもそも、Mapsの利用にサインインは不要なので、Apple IDと紐づかない。駐車した場所を見つけるなど、個人を特定しやすい機能も機器側で実行されるという。経路や検索ワードといった、ナビ精度を高めるために活用したデータは、Apple IDではなく、ランダムな識別子と関連付ける。

 Siriでは、取得した各種情報を可能な限りアップルのサーバーに送信せずに、機器側で処理する。アップルがデータの保存や処理を自社サーバーで実施する際には、データに紐づけるのはランダムな識別子だとする。そのデータは、Siriの改善だけに利用され、第三者と共有したり、販売したりすることはないという。

 ユーザーがSiriを改善する目的でアップルと音声を共有することを選択した場合を除いて、Siriに話しかけた声をアップルは保存しないと説明する。共有を選択し、音声サンプルを保存しても、同サンプルを聞けるのはアップルの従業員だけだとしている。以前、Siriに話しかけた言葉の一部を第三者(委託業者)が聴いていた問題が報じられていた。その後、2019年8月にその見直しを行うと発表している(発表資料)。

 Apple PayやWalletを通じて購入した場所や金額などの履歴も、アップルは保存や販売、使用を行わないとする。ヘルスケアアプリを通じて取得したユーザーの健康状態のデータも、保存するかしないか、アクセスできる人物などをユーザーが自分で管理できるとしている。