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 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2019年11月7日に発表した同年10月の車名別新車販売台数によると、トヨタ自動車の「カローラ」が軽自動車の牙城の一角を崩した(図1)。

カローラ ツーリング
図1 3位に食い込んだ「カローラ」
ワゴンタイプの「同ツーリング」(撮影:日経Automotive)
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 2019年9月は首位から4位までを軽自動車が占めていたが、10月はカローラが3位に食い込んだ。同車は9月には9位だったが、10月は大きく順位を上げた。9月に発売した新型のセダンとワゴンが販売増加に寄与した。

 首位はホンダの軽自動車「N-BOX」で、26カ月連続で首位を守った。2位はスズキの軽自動車「スペーシア」で、9月の4位から順位を2つ上げた。スペーシアは、9月に発売したSUV(多目的スポーツ車)タイプの「同ギア」などの販売が好調だった(図2)。

スペーシア
図2 スズキ「スペーシア」
(出所:スズキ)
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 消費増税や各地に甚大な被害を与えた台風の影響などで、10月の新車販売は厳しい状況だった。首位のN-BOXの販売台数は前年同月に比べて23.1%減少、ダイハツ工業の軽自動車「ムーヴ」は同35.5%の減少、日産自動車の軽自動車「デイズ」も同17.6%の減少だった。これらの3車種はいずれも、9月は前年同月比で2桁の増加を記録していた。

 なお、2019年10月の新車販売上位10車種は以下の通りである(カッコ内は前年同月比の増減率、※は軽自動車)。

2019年10月メーカー名車種名販売台数
1位ホンダN-BOX1万5768台(-23.1%)※
2位スズキスペーシア1万2433台(+5.2%)※
3位トヨタカローラ1万1190台(+29.5%)
4位ダイハツタント1万1071台(-4.2%)※
5位日産デイズ9334台(-17.6%)※
6位トヨタシエンタ9302台(-5.5%)
7位ダイハツムーヴ7621台(-35.5%)※
8位トヨタルーミー6962台(+8.1%)
9位トヨタプリウス6898台(-21.5%)
10位スズキアルト6441台(+21.3%)※