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巻き取り型と言えばLG

 下部の筐体に巻き取る有機ELディスプレーといえば、韓国LG電子(LG Electronics)が2019年内発売とする「LG SIGNATURE OLED TV R(R9)」を発表している(関連記事1関連記事2)。LGの製品は樹脂部品による“裏打ち”がある作りだったが、今回シャープが発表した製品はプロジェクター用のスクリーンなどと同様、上からつり下げるタイプで、できるだけ軽量性を重視した製品とみられる(シャープが公開する動画)。

LG電子の「LG SIGNATURE OLED TV R(R9)」
LG電子の「LG SIGNATURE OLED TV R(R9)」
「CES 2019」で展示した(撮影:日経 xTECH)
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「LG SIGNATURE OLED TV R(R9)」の裏側
「LG SIGNATURE OLED TV R(R9)」の裏側
裏側は複数の細く長い樹脂部品で覆われている。左右のパンタグラフのような構造で支える仕組みのようだ(撮影:日経 xTECH)
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シャープが公開する動画のキャプチャ―画像
シャープが公開する動画のキャプチャ―画像
ディスプレーが出てくる際の様子。左端を見ると、曲がっている様子がうかがえる(写真:シャープ、https://youtu.be/Jzr7208A-os)
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シャープが公開する動画のキャプチャ―画像
シャープが公開する動画のキャプチャ―画像
ディスプレーの右端を見ると、中央部分に横方向に引っ張り伸ばす支えがあるように見える(写真:シャープ、https://youtu.be/Jzr7208A-os)
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 有機EL素子を駆動する薄膜トランジスタには、IGZOを採用する。フレームレートは60フレーム/秒。開発品は、国際放送機器展「Inter BEE 2019」(2019年11月13~15日、幕張メッセ)のNHK/JEITAブースでの展示を予定している。

 NHKは有機ELを使ったフレキシブルディスプレー(プラスチックフィルム基板ディスプレー)の開発を進めている。2019年9月には、ディスプレーの長寿命化に向けた電子供給材料を日本触媒と共同で開発したと発表していた。また、シャープはスマホ向けにフレキシブル有機ELディスプレーの量産を2018年6月に開始している。