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 中国ZTEは2019年11月12日、China Telecom(中国電信)とChina Unicom(中国聯合通信)が5G基地局の共同整備・運用に向けたネットワーク実証実験を完了したと発表した(ZTEのニュースリリース)。世界初とする1.8GHz帯、2.1GHz帯、3.5GHz帯のNSA(Non-Standalone) 5G NR対応共用基地局を中国杭州市に建設。5G基地局共有時の機能、性能を検証すると同時に、初期投資を抑える効率的な5G環境構築に向けた土台作りをしていくとしている。

出所:ZTEのTwitter
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 基地局の建設・利用を共同にすることで、1基の基地局から複数の事業者が必要な周波数リソースを確保しながらリーズナブルに5Gサービスを提供することができるようになる。

 今回の実証実験では、実際の商用5Gネットワークを使って、基本機能からネットワーク管理機能、通信時のインターフェース機能、マルチベンダー、マルチオペレーターによるネットワーク共用時のモビリティ―などを検証した。その結果、商用化に向けた大規模運用時にも十分な安定性と高い性能を確認できたとしている。これにより、事業者が個々に基地局を建設する場合に比べて、限られた資本で効率的な運用ができ、低価格かつ効率的な5Gネットワーク構築が可能になると結論づけている。

 China TelecomとChina Unicomは2019年9月9日に、5G基地局の共同整備・運用を行うことで合意している。ZTEは両社の戦略的パートナ―としてネットワーク構築とサービス運用をサポートする。同社は、今後も商用5Gネットワークに向けたアプリケーション開発やネットワーク品質向上を進め、より高品質な4G/5Gネットワークとよりよいサービス提供に向けて支援を続けるとしている。