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 藤原氏はMVNOの通信速度が低下する要因として、大手キャリアでも起きる「基地局へのアクセス集中」に加え、設備を借り受けるMVNOに特有の「契約帯域の圧迫」を挙げた。ランチタイムなどはこの帯域が圧迫されてパケットロスが発生し、速度低下が顕著になるという。

 そこで新コースでは、容量超過後の低速通信に新たな制限を導入する。たとえば3GBプランの場合、3GBの容量を使い切った後、1.5GBまでは最大200kbpsの低速通信で利用できるものの、それ以上はさらに制限を強めるとした(写真7)。

写真7●容量超過後の低速通信時に新たな制限を導入
写真7●容量超過後の低速通信時に新たな制限を導入
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 従来コースでは容量超過後も最大200kbpsのまま無制限に利用可能としてきたが、全ユーザーの10%がトラフィック全体の半分を占めるなど大量に使用しているのが現状だという。この従来コースはそのまま提供しつつ、新コースでは通信帯域を論理的に分けることで、通信速度の向上を図ったとしている。

 発表会場のデモ機では、新コースの契約者はまだほとんどいないこと、最も混雑する時間ではない平日の午前11時との条件下で、スピードテストの結果は上り・下りともに30Mbpsを超える値を示していた(写真8)。

写真8●発表会場でのスピードテストの結果
写真8●発表会場でのスピードテストの結果
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 端末販売では、NTTレゾナントが運営するECサイト「goo Simseller」において、音声対応SIMの契約を条件に「ZenFone Max(M2)」などの端末を1円で販売する(写真9)。いずれのセールも改正電気通信事業法が定める最大2万円の割引の範囲内としている。