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 三菱電機とNECは、工場における第5世代移動通信方式(5G)活用に向けて共同で実証試験を始めると発表した〔三菱電機のニュースリリース(PDF)NECのニュースリリース〕。工場内ではプライベート網であるローカル5Gを、工場間や企業間では公衆網の5Gを利用するハイブリッド5Gを活用することで、三菱電機のファクトリー・オートメーション(FA)向けの統合ソリューション「eーF@ctory」における5G活用を検証する。

 例えば、ローカル5Gを活用して工場内で稼働する複数の無人搬送車(AGV)を一括制御したり、パブリック5Gで工場の情報を社内外の他システムと連携させてエンジニアリングチェーン・サプライチェーンを最適化したりといった取り組みを想定している。

図 工場でのハイブリッド5G活用イメージ
図 工場でのハイブリッド5G活用イメージ

 三菱電機としては、ローカル5Gの活用によってこれまで開発してきたe-F@ctoryの技術・ソリューションを進化させる狙いがある。NECは、通信事業者向けの基地局ビジネスで培ってきた技術を基に5G基地局を開発し、商用機の出荷を開始したのに加え、ネットワークサービス領域でのサービス事業として「NEC Smart Connectivity」も推進している。e-F@ctory Allianceの参加企業でもある他、次世代工場向けの技術を提案する「NEC DX Factory」を展開するなど、製造業向けのソリューション展開にも力を入れている。実証試験の成果をそうした事業に反映させていく狙いがあるとみられる。

 なお、2019年11月27日に開幕する計測関連の展示会「IIFES2019」(11月27~29、東京ビッグサイト)の三菱電機ブースで、実証試験のコンセプトパネルや動画などを出展する。