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 日鉄ソリューションズは2020年1月から、生産現場における自営無線網の構築サービスを提供する(ニュースリリース)。5G(ローカル5G)または4G(プライベートLTE)を用いて、情報収集・活用基盤となるシステムを構築。生産現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。

図:自営無線網の利用シーンのイメージ(出所:日鉄ソリューションズ)
図:自営無線網の利用シーンのイメージ(出所:日鉄ソリューションズ)
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 新サービスでは、ユーザーの生産現場で発生するさまざまなデータを集めたり、収集・分析したデータを生産現場で活用したりするための無線通信環境を整える(図)。Wi-Fiよりも通信エリアが広い上に安定して通信できるので、データの効率的なやりとりが可能だとする。

 具体的には、無線網で生産設備・機器や電気設備、各種計器、カメラ画像、作業者が身に着けたスマートフォンやスマートウォッチなどからデータを収集し、それらのデータを分析した上で、設備・機器の異常検知や予防保全、作業者の安全性向上、作業指示などに活用する、といった使い方を想定している。構成機器をユーザー環境内に設置して、現場の操業データが外部に流出するリスクを抑える。

 同社は2019年8月、ユーザーへの新サービス適用を支援する「5G推進センター」を設立している。新サービスの開始後は同センターを通じて、無線免許の申請や構成機器の管理をはじめ、導入検討から無線網構築、運用までを一貫して支援する。日本製鉄向けとしては、まず室蘭製鉄所(北海道室蘭市)での導入を検討するという。