PR

高成長市場に向け積極投資

 インドネシアは2018年の年間新車販売台数が115万台で、ASEAN地域最大の自動車市場である。年間5%の安定した経済成長に支えられ、今後も高成長が続くと見込まれている。そのインドネシアを含むタイ、マレーシア、ベトナム、シンガポールなどASEAN諸国の自動車市場は、2017年の約316万台から2026年には約449万台になると予想されている。

 現代自動車は、インドネシアとASEAN市場に向けた製品開発、生産、販売のためのプットフォームの確立を急ぐため、「Innovative Differentiation」という戦略を推進している。地域に合わせた戦略モデルを開発するための専用組織を作り、本社とインドネシア事業所が製品開発や量産プロセスのあらゆる面でシームレスに連携するシステムを構築・運用するという。

 生産と販売については顧客中心のアプローチをとり、新施設で生産する車両は受注生産をベースとする。カスタマイズ可能な生産方法により、顧客は注文時に製品仕様を選択できるようになる。また、販売店は在庫コストを削減できる。量産開始後は、現地の電子商取引企業と協力し、オンライン-オフライン統合小売チャネルを実現する予定。また、ユーザーに対して、音声認識機能や車両制御機能、車内でのショッピングなど接続機能を強化し、多くのオンラインサービスを提供する計画という。さらに2021年までに100店舗のディーラー網確立を目指し、顧客基盤の拡大を図る。