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 三菱UFJ銀行とリクルートが共同でスマートフォンを使った決済サービスに参入することが明らかになった。三菱UFJ銀行が2019年12月4日、一部報道に対して「両社で新会社設立の契約書を締結したことは事実」と認めるコメントを発表した。

 2020年3月までに三菱UFJ銀行が49%、リクルートが51%を出資して新会社を設立し、2020年前半にも新会社を通じてサービスを始める。QRコード決済方式を採用する。三菱UFJ銀が持つ金融事業のノウハウと、リクルートが飲食店・美容院など中小サービス業向け事業で培った営業網を持ち寄る。

 ただしスマホ決済は既にサービスが乱立し、国が実施する「キャッシュレス・ポイント還元事業」も2020年6月には終了する。先行する他社から大幅に後れを取るなかでどのような強みを打ち出せるかが課題となりそうだ。

 三菱UFJ銀行はブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨「MUFGコイン」の開発にも力を入れている。MUFGコイン事業を新会社に移管するとの一部報道については、三菱UFJ銀行は「現状では当行単独で事業化の検討を進めている」(広報担当)と否定した。