1億800万画素センサー搭載の「Mi Note 10」
スマホの新製品としては「Mi Note 10」と「Mi Note 10 Pro」の2機種を発表した(写真4)。両製品の本体サイズやプロセッサーは共通で、カメラレンズ、メモリーやストレージの容量が相違点となっている。
最大の特徴としてはカメラ性能を挙げた。リアには5眼カメラを搭載し、メインカメラには韓国サムスン電子製の1億800万画素のセンサーを採用。1200万画素で光学2倍相当のポートレートカメラ、2000万画素の超広角カメラ、500万画素の望遠カメラ、200万画素のマクロカメラを搭載する(写真5)。
メインカメラのレンズ枚数はMi Note 10が7枚(7Pレンズ)、Mi Note 10 Proは8枚(8Pレンズ)となっている(写真6)。これらのカメラを組み合わせた、0.6倍の超広角、10倍ハイブリッドズーム、50倍デジタルズーム、マクロ撮影、ナイトモードなどの撮影機能を利用できる。フロントカメラは3200万画素となっている。
ディスプレーは6.47型・FHD(2340×1080ドット)の有機ELを採用し、画面内指紋センサーを備える。プロセッサーは米クアルコム製の「Snapdragon 730G」。Mi Note 10は6Gバイトのメモリーと128Gバイトのストレージ、Mi Note 10 Proは同8Gバイトと同256Gバイトをそれぞれ搭載する。
LTEの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40。国内の3キャリアに対応したSIMロックフリーモデルとしている。バッテリー容量は5260mAhで、同梱(どうこん)の充電器による30Wの急速充電に対応する(写真7)。独自のユーザーインターフェースとして「MIUI 11」を搭載し、Androidのバージョンは9となっている。
外形寸法は157.8×74.2×9.67mm、重量は208g。本体カラーはミッドナイトブラック、オーロラグリーン、グレイシャーホワイトの3色を展開する(写真8)。
国内の公認チャネルで購入した製品についてはメールでの問い合わせを受け付け、交換保証サービスも受けられる。販売チャネルはAmazon.co.jpで、希望小売価格と発売日はMi Note 10が5万2800円(税別、以下同じ)で12月16日発売、Mi Note 10 Proが6万4800円で12月23日発売となっている。