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 NTTと米マイクロソフト(Microsoft)は2019年12月10日、クラウドサービスやセキュリティー、研究開発などで複数年にわたるグローバルな戦略的提携を結ぶことで合意したと発表した。

戦略的提携を結ぶことで合意し握手を交わす、(左から)米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)、NTTの澤田純社長
戦略的提携を結ぶことで合意し握手を交わす、(左から)米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)、NTTの澤田純社長
(出所:NTT)
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 提携内容は短期・中期・長期の3段階に大別される。短期では、NTTコミュニケーションズや南アフリカのディメンション・データ(Dimension Data)などNTTグループの企業が、それぞれ自社のプライベートクラウドや通信、セキュリティーなどのサービスと、マイクロソフトのパブリッククラウド「Azure」とを組み合わせて販売する。

 日本マイクロソフトによると、米マイクロソフトの売上高の約9割はパートナー経由の間接販売だといい「NTTは日本だけでなく世界中でビジネスを展開しており、通信インフラなども含めて提供できる。当社だけではアプローチできなかったお客さまにアプローチできる」(日本マイクロソフト)としている。

 中期ではAzureをベースに、2社のノウハウを組み合わせた企業向けの新たなサービスを共同で開発し提供することを目指す。具体的には、サイバーセキュリティーに関するサービスを高度化するほか、AI(人工知能)を活用したチャットボット、デジタルワークプレース、ナレッジマネジメントなどの領域で新たなサービスを開発・提供する。

 長期では、NTTが提唱する「IOWN(アイオン)」構想に向けてオールフォトニック(全光)ネットワークに関する研究を共同で実施する。なお、第5世代移動通信システム(5G)や量子コンピューターなどは今回の提携内容に含まれていない。