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 米GM(General Motors)は2019年12月13日、次世代の中型ピックアップトラックに15億ドル(約1650億円、1ドル=110円で換算)を投資すると発表した。現時点で次世代中型ピックアップトラックの詳細は公開されていないが、現行の「Chevrolet Colorado」シリーズらの後継と見られる。世界では二酸化炭素濃度の上昇が止まらないことに警鐘が鳴らされ(関連記事)、EVなど環境対応車への投資が進むなか、米国では中型ピックアップトラックへの人気が根強く、増産が続いている。ちなみにここで言う中型ピックアップトラックの代名詞Chevrolet Colorado は、3.6Lガソリンエンジンでカタログ燃費8.5km/L(EPA est. 市街地)である。

Chevrolet Colorado
Chevrolet Colorado
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 15億ドルのうち10億ドルは、次世代ピックアップトラックを生産する予定のウェンツビルトラック工場(ミズーリ州)に充てる。同工場の塗装工場、車体工場、組立工場で、新しい機械やコンベア、制御装置、ツールなどをアップグレードする。ウェンツビルトラック工場では、現在3交代制で330人の正規従業員と4000時間分の時間給従業員が働いている。今回の投資でこれらの雇用を継続できるとしている。

 GMは2013年にChevrolet Coloradoと「GMC Canyon」を再導入して以来、米国で70万台以上の中型ピックアップトラックを販売している。また、米国内のピックアップトラックの販売実績は、2013年から2019年第3四半期までで他社より60万台多いという。

 同社は強みをさらに強化するために積極的な計画を立てている。新しいエンジンや変速機の開発、中型トラックの「Colorado ZR2」や「Bison」、「GMC Canyon AT4」の特別モデルなど、多くの製品や新技術を市場に投入する予定だ。