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 米Diodes(ダイオーズ)は、フィードバックループの制御にヒステリシス方式を採用した車載用LEDドライバーIC「AL8843Q/AL8862Q」を発売した(ニュースリリース)。どちらの製品も、降圧型DC-DCコンバーター回路を利用しており、ハイサイドのスイッチング素子は集積した。ローサイドのダイオードは外付けする必要がある。「ヒステリシス方式を採用したため、4個の外付け部品だけでフィードバックループの安定動作を実現できる」(同社)という。

ヒステリシス制御方式を採用した車載用LEDドライバーIC。Diodesのイメージ
ヒステリシス制御方式を採用した車載用LEDドライバーIC。Diodesのイメージ
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 AL8843QとAL8862Qの違いは、入力電圧範囲にある。AL8843Qは+4.5〜40V、AL8862Qは+4.5〜55Vである。車載用半導体ICの品質規格「AEC-Q100グレード1」に準拠する。具体的な応用先とし、昼間灯(DRL:Daytime Running Light)や、霧灯(フォグランプ)、方向指示灯、ブレーキ/ストップランプなどの駆動を挙げている。

 集積したスイッチング素子はNDMOSトランジスタ。耐圧はAL8843Qが+40Vで、AL8862Qが+55V。オン抵抗はAL8843Qが0.2Ω(標準値)、AL8862Qが0.4Ω(標準値)である。最大出力電流は、AL8843Qが3A、AL8862Qが1A。出力電流の誤差はどちらも4%。スイッチング周波数は最大1MHz。変換効率は最大で97%が得られるという。PWM調光機能と、0.4〜2.5Vの電圧入力によるアナログ調光機能を備える。LED素子の短絡(オープン)/開放(オープン)保護機能や過熱保護機能などを備える。パッケージは2製品どちらも、放熱用電極を設けた8端子SOP。価格は明らかにしていない。