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 東京都練馬区の区立小中学校で年内に通知表を配布できなくなった原因は、日本電子計算の自治体向けIaaS「Jip-Base」で2019年12月4日に発生した障害の復旧時期について、同社が練馬区に不確実な連絡をしていたためだと12月20日までに分かった。小中学生約4万6000人が影響を受けた。

通知表配布遅れのお知らせ
通知表配布遅れのお知らせ
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 2019年12月25日に渡すはずだった通知表は2020年1月に配布する。小学6年生や中学3年生といった受験などで事前に通知表の結果が必要な児童生徒には、「影響が出ないよう、12月中の三者面談の際にお知らせしたり、個別に作成してお渡ししたりしている」(練馬区教育指導課)。

 練馬区が通知表の配布を1月に遅らせると児童生徒に知らせたのは12月16日で、システム障害発生から12日が経過してからだった。後手を踏んでいる印象を受けるが、経緯をたどると日本電子計算の対応に振り回されたのが実情のようだ。