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 米国半導体工業会(Semiconductor Industry Association、SIA)は、2019年11月の半導体売上高を発表した(ニュースリリース)。それによると、19年11月の半導体世界売上高は366億5000万米ドル(約3兆9600億円)だった(3カ月の移動平均、以下同)。前月比で0.3%減少した(関連記事)。5カ月ぶりに前月比はマイナスに転じたが、例年の季節変動とみることができる。

単月の半導体の世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移。出所はSIAおよびWSTS
単月の半導体の世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移。出所はSIAおよびWSTS
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 米中貿易摩擦の影響を受けて、2019年の世界売上高の前年同月比は1月から11カ月連続してマイナスの状況が続いている。1月は5.7%減と1桁台の減少幅だったが、2月からはずっと2桁台の減少が続く。減少幅は7月の16.5%減が最大で、その後は小さくなり、11月は10.8%減と、ようやく1桁台の減少が見えるところまで回復した。

 地域別の状況を見てみると、11月の売上高の前年同月比は米州が-22.3%とマイナス幅が突出して大きい。他の4地域はいずれも1桁台の減少にとどまった。一方前月比で見てみると、米州だけがプラス(2.3%増)で、中国が±0、他の3地域が微減で、世界全体では上述のように0.3%の減少になった。

世界および地域別の単月の半導体売上高(3カ月移動平均値)の推移。データ提供はSIAおよびWSTS、グラフ化は日経 xTECH
世界および地域別の単月の半導体売上高(3カ月移動平均値)の推移。データ提供はSIAおよびWSTS、グラフ化は日経 xTECH
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