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 台湾ホルテック(Holtek Semiconductor)は、リチウムイオン電池保護に向けたMCUとして「HT45F8550」と「HT45F8560」を発表した(ニュースリリース)。MCUにLDOと電圧検出回路などを集積したことで、外付け部品数やプリント基板の面積を大幅に削減できるという。

HT45F8560の機能ブロック図。Holtekの図
HT45F8560の機能ブロック図。Holtekの図
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 2つの新製品は、同社の8ビットRISCコア(最大16MHz動作)に、誤差±1%の高精度LDOや誤差±0.5%のセル電圧検出回路、5チャネル入力の12ビットA-D変換器なども集積したICで、3~8セルのリチウムイオン電池に対して保護機能を提供できる。応用を想定する機器としては、電池式の電動工具や、コードレス・ヘアー・ドライヤー、コードレス掃除機を挙げる。

 HT45F8550とHT45F8560の違いはメモリー容量などにある。HT45F8550は16Kバイトのフラッシュメモリー、512バイトのSRAM、128バイトのEEPROM、16個のマルチ機能I/Oを集積する。一方、HT45F8560は32Kバイトのフラッシュメモリー、2KバイトのSRAM、1KバイトのEEPROM、33個のマルチ機能I/Oを集積している。さらにどちらのMCUも、SPIやI2C、UARTといったインタフェースも搭載する。また、IAP(In-Application Programming)機能を利用してオンラインのファームウエアアップデートが可能である。

 パッケージはHT45F8550が28ピンSSOP、HT45F8560は48ピンLQFP。量産開始時期や価格などは未公表。