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 オージス総研は2020年1月14日、ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」を2020年3月に終了すると発表した。宅ふぁいる便は不正アクセスによる顧客情報流出を受けて、2019年1月からサービスを停止していた。同社は再開に向けた検討を重ねていたが、復旧にかかる時間やコストなどを踏まえ、断念した。一度も再開できないままの終了となる。

 2020年3月31日で全サービスを終了する。特設サイト経由で提供している退会の申し込み受付なども停止する。企業向けの「オフィス宅ふぁいる便」は宅ふぁいる便と別システムで運用しており、安全性を確認できているため、2020年3月末以降もサービスを提供する。

 宅ふぁいる便を巡っては、不正アクセスを受けて、約481万件の顧客情報が流出した。外部のセキュリティー事業者の協力を受けて各種のログデータを分析したところ、悪意のある第三者が一部のサーバーの脆弱性を突いて、ログイン用メールアドレスやパスワードなどの顧客情報を外部に持ち出したことが判明していた。