KDDI(au)は2020年1月17日、毎月の通信量上限がないことをうたったスマホ向け料金プラン「auデータMAXプランPro」の月額料金を2020年2月1日から1500円引き下げると発表した。年間を通じて最も多くの契約獲得を見込める春商戦を迎え、無制限プランのお得感を訴求して攻勢に出る。

 現在は9150円(税別、以下同じ)で提供しているauデータMAXプランProの月額料金を2月1日以降は7650円に下げる。固定回線とのセット割引「auスマートバリュー」や家族契約による割引「家族割プラス」などを組み合わせると、最安で4480円まで下がる。さらに学生は「auの学割」を適用すると3480円まで下がる。

「auデータMAXプランPro」の月額料金を2月1日から1500円引き下げる
「auデータMAXプランPro」の月額料金を2月1日から1500円引き下げる
(出所:KDDI)
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 auデータMAXプランProは通信量上限なしをうたっているが、大量のデータ通信や長時間接続など利用状況によっては通信速度を制限する場合がある。別途、テザリングとデータシェア、国際ローミング通信については月20ギガバイトの上限が設けられており、2月1日以降はこの上限を月30ギガバイトに引き上げる。

 2020年春には5G(第5世代移動通信システム)の商用化を控え、無制限や大容量を訴求した競争が激化する見通しだ。新規参入の楽天モバイルは「ローミング費用の負担」という重しがあるため踏み込んだ料金を打ち出しにくく、大手3社には「競争上優位に立てる」との読みがある。

 2020年1月1日にはNTTドコモがスマホ料金プラン「ギガホ」の通信量を月30ギガバイトから月60ギガバイトに増量するキャンペーンを始めた。KDDIの今回の値下げはドコモ対抗や楽天対策も兼ねる。