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 オーストリアamsは、光源を特定して高精度なホワイトバランス調整を可能にする環境光センサー(ALS:Ambient Light Sensor) の「AS7350」を発売した(ニュースリリース)。可視光の波長領域の照度を8つのフォトダイオード(8チャネル)で測定することで、光源の特定を可能にしたという。特定可能な光源として、日光や白熱灯、蛍光灯、LED電球などを挙げている。同社によると、「高精度なホワイトバランス調整が可能になるため、撮影した写真の画質を高めることが可能になる。一般的な民生機器を使って、プロフェッショナルのカメラマンが撮影した写真と同程度の画質が得られるようになる」という。具体的な応用先として、ハイエンドのスマートフォンや携帯電話機などを挙げている。

発売した環境光センサーの内部ブロック図。amsの資料
発売した環境光センサーの内部ブロック図。amsの資料
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 上述の8チャネルに加えて3つのチャネルを用意した。フリッカーの検出に向けたフォトダイオードと、近赤外光の検出に向けたフォトダイオード、クリアー検出(可視光領域全体を一括して検出)に向けたフォトダイオードである。例えば、フリッカー検出に向けたフォトダイオードを利用することで、50Hz〜3kHzのフリッカーを検出でき、その影響を排除することが可能になる。ハイエンドのスマートフォンや携帯電話機などに向ける。

 新製品はフォトダイオードのほかに、マルチプレクサーや6個のA-D変換器、光源特定などの処理を実行するデジタルコア、I2Cインターフェースなどを集積した。電源電圧は+1.8V。パッケージは、外形寸法が3.1mm×2mm×1mmの8端子OLGA。動作温度範囲は−30〜+70℃。価格は明らかにしていない。