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 米Vishay Intertechnology(ビシェイ)は、外形寸法が2.55mm×20.5mm×1.0mmと小さく、消費電流が6μAと少ない近接センサーモジュール「VCNL36826S」を発売した(ニュースリリース)。光源である面発光型半導体レーザー(VCSEL)やフォトダイオード、さらに12ビットA-D変換器とDSPを集積した信号処理ICなどを1パッケージに収めた。同社従来品に比べると、パッケージを小型化すると同時に、コストを削減したという。具体的な用途として、ワイヤレスイヤホンや、VR/AR端末、電子玩具、産業用ロボットなどを挙げている。

発売したVCSEL搭載の近接センサーモジュールの内部ブロック図。Vishay Intertechnologyの資料
発売したVCSEL搭載の近接センサーモジュールの内部ブロック図。Vishay Intertechnologyの資料
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 VCSELのピーク発振波長は940nm(標準値)。測定可能な距離は最大200mmである。VCSELの駆動電流は最大20mA。VCSEL駆動回路(ドライバー)は集積した。フォトダイオードの視野角は60度(標準値)である。測定結果は、12ビット分解能のデジタル信号として、I2Cインターフェースを介して出力する。電源電圧範囲は+2.62〜3.6V。シャットダウン時の消費電流は1μA(標準値)。パッケージは表面実装に対応しており、端子数は8つ。動作温度範囲は−40〜+85℃である。

 このほか、光源に赤外光LEDを採用した近接センサーモジュール「VCNL36821S」も併せて発売した。外形寸法は、VCSELを採用するVCNL36826Sと同じ2.55mm×2.05mm×1mm。ただし、測定可能な距離が300mmと長く、消費電流は13μAと若干多くなる。発光波長は940nm(標準値)。電源電圧範囲は+1.7〜3.6Vである。

 2製品どちらも、すでに量産を始めている。価格は明らかにしていない。