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 九州電力は2020年1月21日、1月上旬から続いているシステム障害について最新の状況を発表した。システムは復旧しておらず、「1月中の正常化を目指しているが、メドは立っていない」(広報)という。

九州電力におけるシステム障害の概要図
九州電力におけるシステム障害の概要図
(出所:九州電力)
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 1月21日時点で、1月分の検針が済んで料金を請求すべき約260万件の顧客のうち、約1割に当たる26万4350件で1月分の電力使用量を計算できていない。このため、九州電力は該当する顧客に対し、12月の電力使用量に基づく「推定料金」で料金を請求することにした。実際の使用量に基づく過不足分は2月以降の電気料金で精算する。

 システム障害の原因は既に公表済みで、旧システムから新システムにデータを移行するプログラムの不備である。今回の発表では、プログラム不備などによるエラーが発生すると、異常データだけではなく正常データも処理できずに滞留し、電力使用量を計算できなくなる不具合が新たに判明したとした。