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 東芝子会社に関連する循環取引を巡って、富士電機子会社の富士電機ITソリューションが関わっていた可能性があることが日経 xTECHの取材で2020年1月23日までに分かった。富士電機は外部の弁護士を交えた調査委員会を既に立ち上げており、月内にも調査結果を公表する予定だ。

 富士電機は現在、第三者委員会の調査と並行して、社内でも独自の調査を進めている。一連の調査の過程で、富士電機ITソリューション関連で実在性に疑義のある取引が存在することが分かった。ただし、不適切取引の金額は軽微で、富士電機は予定通り、2020年1月30日に2019年4~12月期の連結決算を発表する予定だ。

 東芝は2020年1月18日、子会社の東芝ITサービスにおいて、複数年にわたって実在性に疑義のある取引が行われていた可能性があると明らかにした。対象となる売上高は2019年4~9月期の累計で200億円規模とみられる。東芝ITサービスや富士電機ITソリューションのほか、ネットワンシステムズや日鉄ソリューションズなどが関与した可能性がある。