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 ネットワンシステムズの株価が下げ止まらない。一時は制限値幅の下限(ストップ安水準)となる前週末比500円(23.0%)安の1672円まで下落し、1年9カ月ぶりの安値をつけた。東芝の子会社である東芝ITサービスにおいて200億円の循環取引が判明した問題で、ネットワンが主導的立場にあったとの報道がなされ同社に対する批判が広がった。問題が発覚して以降、同社の時価総額は半減し、約1200億円が吹き飛んだ計算になる。

 ネットワンが東京国税局から「納品の事実が確認できない取引の疑義がある」との指摘を受けて特別調査委員会を立ち上げたのが2019年12月13日。それ以降の下落率は46%に達し、時価総額は半値近くになった。

 「いまだに十分な説明がないまま報道が相次いでいるのが要因」(外資系証券アナリスト)だ。ネットワンは2019年4~12月期決算(第3四半期決算)の発表を当初予定の2020年1月30日から2020年2月13日に延期しており、そこで調査結果を公表するとみられる。