衣料品EC(電子商取引)モール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZOは2020年1月31日、かねてローンチを公言していた自宅で足のサイズを測れるサービス「ZOZOMAT(ゾゾマット)」を2020年2月下旬に始めると明らかにした。足のサイズのデータをZOZOTOWNに取り込むことで、利用者が試着なしにぴったりの靴を購入できるようにする狙いだ。
ZOZOMATは専用マットに足を乗せてスマートフォンでぐるりと撮ると、自動的に足の長さや幅などを計測して3Dデータを作成する。利用者はZOZOTOWNで販売する靴について「マッチング率85%」など、サイズ別の相性度を把握できるようになる。ZOZOの沢田宏太郎社長兼CEO(最高経営責任者)はZOZOMATのローンチによって、「『靴を買うならZOZOTOWNに行ってみよう』という世界にしたい」と意気込みを語った。
同社が同日発表した2019年4~12月期の連結決算は、売上高が前年同期比2.4%増の918億円、営業利益は同6.0%減の193億円で増収減益だった。消費増税と暖冬の影響で商品取扱高が伸び悩んだ。