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 米Diodes(ダイオーズ)は、待機時(バックアップ時)の消費電流が400nAと少ない車載機器向けリアルタイムクロックIC「PT7C4363BQ/PT7C4563BQ」 を発売した(ニュースリリース)。車載用半導体ICの品質規格「AEC-Q100グレード1」に準拠する。動作温度範囲は−40〜+125℃と広い。このほか、自動車業界の生産部品承認プロセス(PPAP)や、品質マネジメントシステム規格「IATF16949」への準拠が可能という。車載用インフォテインメントシステムや、ダッシュボード向けディスプレー、テレマティックスボックス(T-Box)などに向ける。

待機時消費電流が400nAと少ない車載機器向けリアルタイムクロックIC。Diodesのイメージ
待機時消費電流が400nAと少ない車載機器向けリアルタイムクロックIC。Diodesのイメージ
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 等価直列抵抗が最大100kΩ、32.768kHz出力の水晶振動子を外付けして使用する。低価格の水晶振動子が使えるという。秒や分、時といった情報を出力するタイマー機能、日や月、年といった情報を出力するカレンダー機能、カウンター機能などを備える。カレンダー機能は、うるう年を自動的に調整することが可能だ。このほか、方形波を出力することもできる。方形波の周波数は1Hz、32Hz、1.024kHz、32.768kHzの中からユーザーが選べる。ホストマイコンとの接続用に400kHz動作のI2Cバスを用意した。

 PT7C4363BQとPT7C4563BQの違いは、プログラマブルタイマーの有無にある。PT7C4363BQは搭載しているが、PT7C4563BQは搭載していない。プログラマブルタイマーを使えば、システムの起動スケジュールを柔軟に設定できるようになるという。プログラマブルアラーム機能は2製品どちらも搭載してある。電源電圧範囲は+1.3〜5.5V。パッケージは2製品どちらも8端子SOP。価格は明らかにしていない。