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 JR各社の駅窓口や券売機で2020年2月10日朝にクレジット決済ができなかったシステム障害を巡り、同システムを運営する鉄道情報システムは翌2月11日朝もクレジット決済ができなかったと公表した。2月12日は発生していない。

2020年2月10日に5時間近くシステム障害でクレジット決済ができなかった。翌11日朝も1時間以上、クレジット決済ができなかった
2020年2月10日に5時間近くシステム障害でクレジット決済ができなかった。翌11日朝も1時間以上、クレジット決済ができなかった
(撮影:増田 圭祐=日経クロステック/日経コンピュータ)
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 2月11日にクレジット決済が不能だった時間は午前4時から午前5時19分までの1時間20分ほど。鉄道情報システムは原因について「システム障害ではない」とする。前日のシステム障害を受け、通常は全自動で実施しているサーバーの起動処理を、手動で手順を確認しながら実施したため、起動に時間がかかったという。

 2月10日のシステム障害では、午前4時から午前8時42分までの約5時間にわたり、駅窓口や券売機で特急券・指定席券を購入する際にクレジットカードで決済できなかった。JR各社のチケット予約システムは、JR東海の「エクスプレス予約」「スマートEX」を除き、クレジット決済機能が使えなかった。

 システム障害はJRの特急券や指定席券などの発売を処理する「マルス」と呼ばれるシステムのうち、クレジット決済を担うサブシステムで発生した。原因について鉄道情報システムは、サブシステムを構成するサーバーに付随するデータベースで何らかの不具合が発生したとしているが、「どのような不具合だったのかは引き続き調査中で、詳細について公表できる段階にはない」と話す。