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 2020年2月24日からスペインのバルセロナで開催予定だった、モバイル通信分野で世界最大の国際見本市である「MWC2020 Barcelona」の中止が決まった。主催団体であるモアバイル通信関連団体のGSM Association(GSMA)が2020年2月12日(現地時間)に決定した。新型肺炎で社員の健康を優先して参加を辞退する企業が急増しており、開催不能と判断した。

 これまでにスウェーデンのエリクソンやフィンランドのノキア、英ボーダーフォンのほか、中国ZTE、韓国LG電子、日本からはソニーやNTTドコモ、楽天などが出展の取りやめを明らかにしていた。GSMAは2月12日の発表で「新型肺炎の感染拡大や渡航の懸念などがあり、開催が不可能になった」と説明した。開催都市であるバルセロナの安全確保も考慮したとしており、バルセロナ市の関係者も決定を尊重しているという。

2019年2月に開かれたMWC19 Barcelonaの会場の模様
2019年2月に開かれたMWC19 Barcelonaの会場の模様
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 MWCは毎年、スマートフォンや基地局設備など移動通信関連の新製品や新技術の発表の場になってきた。近年はIT大手も参加し、今年は世界で商用化が進む5G(第5世代移動通信システム)関連製品のほかVR(仮想現実)などで新技術の発表が多く予定されていた。各社は新技術を発表する別の機会を探すことになりそうだ。