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 楽天の三木谷浩史会長兼社長は2020年2月13日に開催した決算会見で、楽天モバイルが2020年4月に開始予定の自営回線による第4世代移動通信システム(4G)の通信サービスについて三木谷会長兼社長は「料金プランは3月3日に発表する」と明らかにした。

楽天モバイルは自営4Gサービスの料金プランを3月3日に発表する。最大の商戦期である3月の初めに発表し、他社回線を検討中の潜在顧客の取り込みを図る
楽天モバイルは自営4Gサービスの料金プランを3月3日に発表する。最大の商戦期である3月の初めに発表し、他社回線を検討中の潜在顧客の取り込みを図る
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 新年度を前に携帯電話の販売がピークになる3月初めに料金プランを発表することで、他社への新規加入や乗り換えを検討している潜在ユーザーを楽天モバイルに誘客する狙いとみられる。6月に開始予定の5Gサービスについては、2021年3月までに全都道府県へサービス地域を拡充する計画を示した。

決算会見でモバイル回線の今後のスケジュールについて説明する三木谷浩史会長兼社長
決算会見でモバイル回線の今後のスケジュールについて説明する三木谷浩史会長兼社長
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 2019年12月期の通期決算では、純損益(親会社の所有者に帰属する当期利益)が318億円の赤字に転落。前期は1422億円の黒字だった。売上収益(売上高に相当)は前期比14.7%増の1兆2639億円、営業利益は同57.3%減の727億円の増収減益だった。同社は2019年4~6月期に米ライドシェア会社リフト(Lyft)株の評価損284億円を計上済み。これに加え「モバイルや物流への投資がかさんだことで減益となった」(三木谷会長兼社長)とする。一方、本業で現金を稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは同118.6%増の3183億円に伸ばしている。