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 スウェーデン・ボルボ(Volvo Cars)は2020年2月10日、中国の吉利汽車控股(Geely Automobile Holdings Ltd)と事業統合することを検討していると発表した。両社の財務基盤と技術力を組み合わせて相乗効果を高め、強力なグローバルグループを構築し、自動車産業が直面する変革期のリーダーを目指すとしている。

(写真:Volvo Cars)
(写真:Volvo Cars)
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 Volvoは1999年に米フォード(Ford Motor)に売却されたが、2010年には中国・吉利汽車の親会社の浙江吉利控股集団が株を買い取り、筆頭株主となった。それ以降、両社はさまざまな協力関係を構築してきたが、今回両社が合併することで、生産規模、技術ノウハウ、リソースを拡大させ、協力体制を強化する。合併後もVolvo、吉利をはじめ、若者向けのサブスクリプション販売などを手掛けるLynk&Co(関連記事)や、PHEV/EVを専門に開発・販売するPolestar(関連記事)などの各ブランドは、独自アイデンティティを保持して継続されるとしている。

 両社は、それぞれの取締役会への提案を準備するため、共同作業グループを作る。合併後の企業は香港の上場会社となり、その後、ストックホルムでも上場する計画だ。合併作業は、香港証券取引所に上場する証券に関する規則に準拠して行われる。正式な合併は、相互の合意条件の下、両社の取締役会と株主の承認、規制当局の承認が必要で、市場の状況をみて行われるとのこと。