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 STM32L5x2は、110MHz動作のCortex-M33や、256KバイトのSRAM、最大512Kバイトのフラッシュメモリー、および各種周辺回路を集積する。フラッシュメモリーは2バンク構成で書き込みと読み出しが同時に行える。また、フラッシュメモリーにはECC(Error Correction Code)機能が備わる。さらにSingle/Double/Quad SPI及びHyperBus経由で外部にSRAM/PSRAM/NORフラッシュ/NANDフラッシュ/FRAMを接続することができる。

「STM32L5x2」の機能ブロック図
「STM32L5x2」の機能ブロック図
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 周辺回路としては、5Mサンプル/秒の12ビットA-D変換器(ハードウエアオーバーサンプリングで16ビットの分解能も可能)や、12ビットD-A変換器、オペアンプ(PGA内蔵)、コンパレーターなどを集積する。また、上述したメモリー向けインターフェースに加えて、USB 2.0、USB Type-C、USB-PDや、CAN FD、SAI(Serial Audio Interface)、USART、SPI、I2Cなどをサポートしている。

 パッケージは48/64/100/144ピンLQFP、48ピンUFQFN、81ボールWLCSP、132ボールUFBGAを用意する。動作温度範囲は一般グレード品で-40~+85℃。高温グレード品では-40~+125℃。EEMBCによる消費電力スコアは、CPUコアに関しては370 ULPMark-CP、周辺回路に関しては54ULPMark-PPとなっている。STM32L5x2シリーズは既に量産出荷を開始しており、価格は1000個発注時に1個あたり2.60米ドルからである。

STML4/L4+の低消費電力技術を引き継いだ
STML4/L4+の低消費電力技術を引き継いだ
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