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 世界IT大手のアクセンチュア(Accenture)は2020年2月20日、今後の事業戦略やテクノロジーの最新トレンドに関する説明会を開催した。2019年9月1日付で全社CEO(最高経営責任者)に就任したジュリー・スウィート氏が来日し、2020年1月に発表した組織再編の狙いなどを語った。

ジュリー・スウィートCEOは「2020年はデジタル技術を導入するフェーズから、成功を共有するフェーズへと変わる最初の年になる」と話した
ジュリー・スウィートCEOは「2020年はデジタル技術を導入するフェーズから、成功を共有するフェーズへと変わる最初の年になる」と話した
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 アクセンチュアはこれまで「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で事業を手掛けてきた。これを2020年3月1日付で「ストラテジー&コンサルティング」「インタラクティブ」「テクノロジー」「オペレーションズ」の4領域に再編する。デジタル領域の人材は他の全ての部門に組み込むという。

 スウィートCEOは「デジタルはあらゆる領域で当たり前となった。今回の変革は『デジタル・イズ・エブリウエア』をどう実現するかという発想から生まれた」と話す。AI(人工知能)を使ったデータ解析や自動化などを顧客の要望に応じて素早く実装できる環境を整える狙いだ。