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 東芝デバイス&ストレージは、自動復帰型の過電流検出機能を搭載した直流(DC)ブラシ付きモーター用ドライバーIC(駆動IC)「TB67H451FNG」を発売した(ニュースリリース)。これまで同社は、ラッチ型の過電流検出機能を搭載した製品を用意していたが、今回はこれに自動復帰型の過電流検出機能を搭載した製品を追加した。外部制御なしで、一定時間が経過すると自動的に復帰する。過電流の原因が排除されて過電流が流れなくなると正常動作に戻る。モーター駆動に向けた電源電圧の範囲は+4.5〜44Vである。このため+5VのUSB駆動機器や携帯型電子機器のほか、大電力駆動が必要となる白物機器やオフィス機器、金融機器などで使える。

自動復帰型の過電流検出機能を搭載したブラシ付きモーター駆動IC。東芝デバイス&ストレージの写真
自動復帰型の過電流検出機能を搭載したブラシ付きモーター駆動IC。東芝デバイス&ストレージの写真
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 BiCD(バイポーラー、CMOS、DMOS)プロセスで製造した。Hブリッジ回路や制御ロジック回路、プリドライバー回路、チャージポンプ回路、レギュレーター回路などを1チップに集積した。最大出力電圧は+50Vで、最大出力電流は3.5A(どちらも最大定格)。正転、逆転、ブレーキ、ストップ(オフ)の4つのモードに対応する。出力段MOSFETのオン抵抗(ハイサイドとローサイドの和)は0.6Ω(標準値)と低い。自動復帰型の過熱保護機能や低電圧ロックアウト(UVLO)機能などを備える。パッケージは、実装面積が4.9mm×6.0mmの8端子HSOP。動作温度範囲は−40〜+85℃。すでに量産を始めている。価格は明らかにしていない。