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 住信SBIネット銀行が2020年2月23日に起こったシステム障害を受け、日本IBMの四国地方のデータセンターで勘定系システムを代替運用していることが、2月27日までに分かった。従来は日本IBMの関東地方のデータセンターで勘定系システムを運用していた。住信SBIネット銀行は関東地方のデータセンターにシステム運用を切り戻すため、2月29日から3月1日にかけてオンライン取引全般を停止する。

 住信SBIネット銀行は2月23日に起こった日本IBMのデータセンター障害で、ATMなどの取引ができなくなった。2月23日午後5時までに全ての商品やサービスを利用できるようになったが、現在は災害対策センターの位置付けである四国地方のデータセンターで勘定系システムを運用している。

 日本IBMのデータセンター障害を巡っては、住信SBIネット銀行だけでなく、八十二銀行や筑波銀行、武蔵野銀行といった複数の地方銀行でATMやインターネットバンキングなどを通じた取引ができなくなった。日本IBMによると、定期保守の作業中に電源装置の故障が重なり、データセンターの一部で電力供給が途絶えたという。日本IBMは現在、詳しい原因を調査中だ。