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 中外製薬はAIを使い、音声の報告で業務報告が完了するシステムの活用を決めた。MR(医薬情報担当者)がスマートフォンに音声で報告するだけで自動で内容を分類して登録する。1000人規模のMRの負荷を軽減し、業務の効率化を図る。

RECAIUS 報告エージェントの活用イメージ
RECAIUS 報告エージェントの活用イメージ
(出所:東芝デジタルソリューションズ)
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 東芝デジタルソリューションズのAI対話型クラウドアプリケーション「RECAIUS 報告エージェント」を採用した。中外製薬のMRが訪問先や日時、自社医薬品の情報提供に利用した資料名などをスマートフォンに音声で報告すると、システムが音声認識してテキスト化する。さらに、あらかじめ登録した報告項目(訪問先、日時、内容など)に自動で振り分け、CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)に登録する機能も備える。

 2018年9月に厚生労働省が公表した「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」では、販売情報提供活動に係る業務記録の作成・保管や、販売情報提供活動のモニタリングなどが求められている。中外製薬はMR業務の報告負荷の低減と迅速な業務記録の実現を検討してきた。モバイル端末への音声入力で手軽に業務記録を実施できる点を評価し、RECAIUS報告エージェントを採用したという。