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 「ハノーバーメッセ(Hannover Messe)」の主催者であるドイツメッセ(Deutsche Messe)は2020年3月4日、同年の同展示会の開催期間を7月13~17日に延期すると発表した。当初は4月20~24日の開催を予定していた。同国における新型コロナウイルスの感染拡大を受けての措置。

2019年のハノーバーメッセの展示会場(写真:日経クロステック)
2019年のハノーバーメッセの展示会場(写真:日経クロステック)

 ドイツメッセによれば、ハノーバーメッセのような大規模展示会の開催に当たり、ドイツ連邦政府の公衆衛生機関であるロベルト・コッホ研究所(RKI)のアドバイスに従うことが、ハノーバー地域保険局から強く推奨されていたという。その一例としては、全ての出入り口に体温測定ステーションを設け、危険地域から来た人やその濃厚接触者が展示会場に入らないようにするなどの取り組みが挙げられるという。

 ドイツメッセは、そういった取り組みを実施できない、あるいは仮に実施できたとしても展示会本来の趣旨を損なうと判断。展示会の延期を決定した。出展者評議会、およびドイツ機械工業連盟工業会(VDMA)やドイツ電気・電子工業連盟(ZVEI)といったパートナー工業会と協議した上で、最終的に判断したという。

 RKIによれば、ドイツにおける新型コロナウイルス感染者数は3月4日午前10時(現地時間)時点で240人。3月に入ってから急速に増えている。