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 警察庁は2020年3月5日、2019年に国内で発生したサイバー攻撃などに関する調査結果を公表した。2019年に検挙されたサイバー犯罪の件数は9519件(前年比479件増)と過去最多だった。

サイバー犯罪の検挙件数の推移
サイバー犯罪の検挙件数の推移
(出所:警察庁)
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 最も増加したのは「不正アクセス禁止法違反による検挙数」の816件で、前年から252件増えた。816件のうち、パスワードの設定・管理の甘さにつけ込んだ手口が310件で最多だった。

 また、インターネットバンキングの不正送金被害にあった口座の55.7%で「ワンタイムパスワード」を突破されていたことが明らかとなった。ワンタイムパスワードはネットバンキングで広く使われている仕組みだが、SMS(ショート・メッセージ・サービス)やメールなどでフィッシングサイトに誘導しパスワードを盗む手口が多いという。