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 日本電波工業は、実装面積が2.0mm×1.6mmと小さい車載機器向け水晶発振器「NZ2016SHA」を開発し、サンプル出荷を始めた(ニュースリリース)。量産出荷は2020年10月に始める予定だ。いわゆる「2016サイズ」の水晶発振器である。実装高さは0.7mm。同社によると、「自動車の安全性の向上や、基本性能を高めることを目的に複数のセンサーモジュールの搭載が必須であり、それぞれのセンサーモジュールは小型化と高精度化が不可欠になっている」という。これまで同社は外形寸法が2.5mm×2.0mm×0.8mmの車載機器向け水晶発振器「NZ2520SHA」を製品化してきたが、「さらなる小型化の要求に応えるために新製品を発売した」(同社)という。

実装面積が2.0mm×1.6mmと小さい車載機器向け水晶発振器。
実装面積が2.0mm×1.6mmと小さい車載機器向け水晶発振器。
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 車載用半導体ICの品質規格「AEC-Q100」と、車載用受動部品の品質規格「AEC-Q200」の両方に準拠する。公称周波数が32.768kHz出力品と、1.5M~80MHz出力品を用意した。クロック信号出力はCMOS形式。総合周波数許容偏差は、−40~+125℃の動作温度範囲において±100ppm。電源電圧範囲は+1.8~3.3V。位相ジッター(12k~20MHzにおいて)は100fs(80MHz出力、+3.3V駆動時)である。価格は明らかにしていない。