静岡銀行が勘定系システムを2021年1月4日に刷新することが2020年3月11日までに分かった。システム刷新に伴い、2020年5月以降、ATMやインターネットバンキングなどのオンラインサービスを4回にわたって臨時休止する予定だ。新システムへの移行に万全を期す狙いだ。

 オンラインサービス臨時休止を予定する期間は2020年5月1~7日、9月18~23日、11月20~24日、12月30日~2021年1月4日。2回目以降は日程が確定し次第、Webサイトなどで改めて周知するとしている。臨時休止の期間中は、静岡銀行のATMやネットバンキング経由の取引や他の金融機関からの振り込みなどができなくなる。

 静岡銀行は当初、勘定系システムを2017年中に刷新する予定だったが、業務分析や現行システムの解析などに想定以上の工数がかかり、2015年11月に1度目の稼働延期を発表した。さらに、新旧データの変換要件などが膨らんだことで、2018年4月に2度目の延期を公表し、2020年度中の刷新を目指していた。

 新システムはLinux上で動作する日立製作所のオープン勘定系パッケージを採用する。日立は静岡銀行と開発中のパッケージソフトの外販を視野に入れている。日立のオープン勘定系を巡っては、九州フィナンシャルグループ傘下の肥後銀行が静岡銀行を追い抜く形で、2019年7月に稼働を果たしている。