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新型コロナで厚労省が一時的に許可

 オンライン診療用のシステムを提供するメドレーは2020年3月12日、調剤薬局を運営する3社とオンライン服薬指導で連携すると発表した。アインホールディングスやクオール、日本調剤が展開する調剤薬局にメドレーのオンライン診療用システム「CLINICSオンライン診療」の導入を推進する。

 オンライン診療と服薬指導の活用の契機となったのは、厚生労働省が2020年2月28日に公表した事務連絡だ。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、定期的に通院する慢性疾患などの患者を対象に医師がオンライン診療で処方箋を出すことと、薬剤師がオンライン服薬指導を実施することを一時的に認めるとした。慢性疾患の患者が新型コロナウイルスに感染すると重症化するケースがある。今回の事務連絡は病院内や薬局内での感染を防ぐための一時的な措置というわけだ。これまで保険診療下でのオンライン診療は限られた疾患を対象に条件付きで認められており、普及していなかった。

 オンライン服薬指導は改正医薬品医療機器等法(薬機法)の施行を受けて2020年9月に解禁される予定で、厚労省の事務連絡の公表前は国家戦略特区での実施に限られていた。