システム開発のebsは2020年3月13日、2020年4月から社内預金や貸し付けの仕組みをSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)で提供すると発表した。個人ごとに適用金利を調整できる点が特徴である。今後3年間でebsの直販で約50社への採用を目指すほか、パートナー企業や金融機関との提携を通じて200~300社にも導入したい考えだ。

 新サービスの名称は「ふくりばんく」である。利用者はスマートフォン経由で、社内預金や貸し付けについて、申し込みや照会、出金依頼などができる。例えば社内預金では、業績や役職などに応じて、従業員ごとに適用金利を設定できる。

 サービス提供に先駆けて、ebsは2020年2月から同サービスを使って社内預金制度を運用している。業績評価などに応じて最大10%の金利を付与しているという。

 新サービスの月額利用料はカスタマイズしない最小構成で40万円から。別途初期費用が600万円からかかる。最短2カ月程度で導入できる。ポイントの管理・交換機能や給与の前払い機能の開発も検討しているという。