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 栄研化学は、新型コロナウイルスを検出できる「Loopamp 2019-nCoV 検出試薬キット」を、2020年3月18日に研究用試薬として発売した。包装単位は48テスト分で、価格は税別7万6800円。

(出所:PIXTA)
(出所:PIXTA)

 栄研化学のリアルタイム濁度測定装置「LoopampEXIA」を使うと、検体より抽出したRNAから35分で新型コロナウイルスを検出できる。RNA抽出の所要時間は検体数に応じて20分~90分程度。LoopampEXIAは国内の医療関連施設に約500台設置されているという。

 遺伝子増幅技術であるLAMP(Loop-Mediated Isothermal Amplification)法を用いる。LAMP法は2本鎖DNAと6つの領域を認識する4つのプライマー、鎖置換型DNA ポリメラーゼ、基質などを同一容器に入れ、一定温度(65℃付近)で増幅から検出までを1ステップで実施できる。

 15分~1時間程度でDNAを109~1010倍に増やせるほど増幅効率が高く、特異性も高いという。目的とするDNA配列の有無を増幅産物の有無で判定できる。鋳型がRNAの場合でも、逆転写酵素を添加してDNAと同様に増幅が可能。